3月の投句箱

「卒業」 三月、全課程を修了して晴れやかに学窓を巣立つ。 卒業時の感慨や涙を知らない大人は居ないはず。 因みに、「落第」も春の季語。  今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講師 […]

2月の投句箱

「春の風邪」 暖かくなって、うっかり引いてしまう風邪のこと。 冬に流行する感冒と比べ長閑な印象を受けるが、案外治りにくい。  今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講師。鎌倉に住 […]

1月の投句箱

「初富士」 富士見坂、富士見台……。 一年中望める富士山も、元日に仰ぐ雄姿は格別。 昔は、江戸から眺める富岳を称したらしい。 今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講師。鎌倉に住 […]

12月の投句箱

「鴨」 河川だろうが池だろうが普通に見ることができる鴨。種類もいろいろ。 今回の選者 山本素竹(やまもと そちく) 1951年生まれ 書と篆刻の個展を続ける 朝日俳壇賞、日本伝統俳句協会賞など 特選1 鴨群れて無用の池の […]

11月の投句箱

「返り花」 葉を落としきった枝に一二輪の桜の花。 春とはまた別の風情です。 今回の選者 山本素竹(やまもと そちく) 1951年生まれ 書と篆刻の個展を続ける 朝日俳壇賞、日本伝統俳句協会賞など 特選1 枯れながら四五輪 […]