安原 葉 『明易』 に決定しました!
昨年、協会員の出版物を賞するために設立した「稲畑汀子賞」、その第2回授賞作は安原葉氏の『明易』に決定しました。氏は、1932年(昭和7)生れ。真宗大谷派紫雲山安浄寺住職、ホトトギス同人会長、松の花主宰、日本伝統俳句協会顧問。
第2回稲畑汀子賞の応募資格は令和5年度(令和5年4月1日~令和6年3月31日)に出版した、本協会会員の出版物であること。応募総数20冊、うち句集17編の中から、令和6年5月10日開催の選考委員会で決定しました。選者は岩岡中正・井上泰至・星野高士の3名。また今回、奨励賞を新たに設立しました。
句集部門 阪西敦子『金魚』(ふらんす堂)
評論部門 吉井たくみ『鷹のつらきびしく老いて 評伝・村上鬼城』(朔出版)
選考経過は機関誌「花鳥諷詠」7月号に掲載します。
授賞式は6月9日(日)、法曹会館(東京都千代田区)で開催する当協会の総会後の懇親会内で行います。