11月の投句箱

「凩」 冬の初めに吹く強い北風。この風によって木々はたちまち葉を落とし、枯木となる。 三冬に亘って使われる「北風」との区別が必要。 今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講師。鎌 […]

10月の投句箱

「秋祭」 秋季に行われる神社の祭礼。単に「祭」と言うと夏季のもの。別に「春祭」もある。 祭の発生や意義、季節感がそれぞれに異なる。農村の秋祭の場合、収穫に感謝し、山に帰る神を送るという本義が今も色濃い。 今回の選者 長谷 […]

9月の投句箱

「萩」 秋の七草の筆頭に挙げられるものの、本当は木。 万葉集の時代には萩の花見も行われた。 くさかんむりに秋と書く、まさに秋の花の代表。 今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講 […]

8月の投句箱

「流星」 「流れ星」「夜這星」とも。 その正体は、発光した宇宙塵。とは言え、澄んだ夜空にしか見えない神秘的な現象であることに違いはない。 今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講 […]

7月の投句箱

「天道虫」 背中の水玉模様が愛らしい、色鮮やかな昆虫。 「お天道様に向かって飛んでゆく」というのが、その名の由来とか。 今回の選者 長谷川槙子(はせがわ まきこ) 1962年生まれ 都内女子校の国語科講師。鎌倉に住み、吟 […]